外務員試験を受けるまでの手続きについて紹介します。受験手続の方法や合格発表までの流れを把握しておきましょう。

プロメトリックの試験

証券外務員は、証券業協会が提携しているプロメトリックという会社の試験会場で受験します。外務員試験だけでなく、ITパスポートなど、学生や新社会人が受けることの多い資格がプロメトリック社で受験できるので、外務員試験でプロメトリックの試験方式になれるとよいでしょう。

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受験日はいつ？

ほぼ毎日、自分の希望した時間に受験することができます。
プロメトリックの試験は「年に2回、春と秋」といった試験ではなく、いつでも受験できます。

こうなると、「いつ受験したらいいか分からない」という人がいますが、ある程度勉強して、過去問がクリアできるようになったらすぐに受験予約をしましょう。「２ヵ月後」といった具合に、自分で期限を切って、先に申し込んでしまうのが良いです。心配してなかなか受験しないと、受験熱が冷めたり、だいぶ前に覚えたことを忘れたりして、せっかくの勉強が無駄になってしまいます。

試験の申し込み、費用

試験はプロメトリックに直接申し込みます。

受験料金は 8,463円（税込）です。
クレジットカードでもOKです。クレジットカードを持っている人は、カードでポイントをためるとよいでしょう。

試験当日

持ち物を忘れないように、受験会場に行きましょう。
プロメトリックの試験会場は、こじんまりしたビルにあることが多く、会場を見つけにくいので、時間に余裕を持って出かけてください。たとえば右の写真は調布市の会場ですが、駅から少し離れた場所にあってわかりにくいです。

持ち物として必要なのは、本人確認書類と予約時に印刷した確認書です。顔写真付き証明書は以下の4点のみ有効で、コピーではダメです。（運転免許証、住民基本台帳カード 、パスポート、外国人登録証）

電卓や筆記用具などの私物は一切持ち込めません。私物は試験会場にあるロッカールームに入れて受験することになります。持ち物は地図と帰りのお茶代ぐらいだけでOkです。

試験を受ける

パソコンを使って受験します。難しい操作はなく、マウスとキーボードが使えれば大丈夫です。手元には、計算やメモ用に小さいホワイトボードとペンが渡されますので自由に使うことが出来ます。

問題にチェックをつけることが出来るので、自信のない回答にはチェックをつけておき、あとから確認するようにしましょう。たいていの人は、見直しを２回ぐらいしても、なお時間が余ります。時間終了まで待たなくてもよいです。見直しが終わって自信があれば（これ以上見直しても変わらなくなったら）試験を終了し退室してかまいません。

試験には全員違う問題が出題される

問題はランダムに選択・出題されるので、同じ時間に受験しても人によって違う問題が出題されます。答え合わせは出来ません。一緒に受験した友達やSNSで解答を聞くのは意味がない行為なのでやめましょう。

試験結果はすぐわかる

個人で受験した人は、受験後当日に合否がわかります。当日、プロメトリックの試験スタッフから渡される書類に試験結果が記載されています。会社でまとめて申し込んだ場合は、人事部など担当部署に連絡されるので、結果は後日わかります。